振り向けば、嗤うまりか。

進撃に、リヴァイに、短いレイヤー半生を持っていかれました。悔い無き選択だった。原作はさいごまで見届ける覚悟ですが、捏造パロディ色々好きなだけやらかしつつ愛を燃やし尽くしたいと思います。たまに溺愛しているちびエレリ出没。
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進撃に、リヴァイに、短いレイヤー半生を持っていかれました。悔い無き選択だった。原作はさいごまで見届ける覚悟ですが、捏造パロディ色々好きなだけやらかしつつ愛を燃やし尽くしたいと思います。たまに溺愛しているちびエレリ出没。

私も思う

作品が好きだからと言ってその人の人となりや思想(政治的なものも含む)までも愛する必要はない、ということを痛感してきた。ので、いくら好きな作家だろうがアーティストだろうが丸ごと支持するというのはやめようと思った。
けど、心が動いた発言や行動には同調したいと思ったので、先日目にしたこの動きの後には続くことにした。…ということで、人生初めてだったけど、もう昨日までで通算4回「首相官邸HPに意見を送る」という行為をしている。この私が、だ。自分でも信じられないよ。

皆さん仰っている通り、たぶん読まれていないと思う。でも、仮に読んでもらえるのだとしたらどうか耳を傾けてほしいと思う切実な訴えを、自分の拙い言葉ではあるが必死に綴って送信した。絶望しても、憤っていても、その怒り・やるせなさを伝えたうえでなお、動いてほしい、変えてほしいと訴えた。
罵倒では意味がない。悪戯に批判をしたり人を傷つけたいわけではなく、命を守りたいのだという気持ちが欠片でも伝わればいいと思って、文章を綴った。匿名の投稿にはなるが、実名でもいいと思いながら送信した。

今まで政治になんか興味がなかったし、家族にも自分の人生にも無関心だった。他人の行動に対して改めてほしいだなんて思わなかったし、不快なら目を背けていればそれでよかった。結婚しないことや一人で生きていくことを決めてからは、好きなこと、楽しいことで気を紛らわせながら、生きる意味を無理やり埋め尽くしてきた。諦めからの開き直りの正当化だと、どこかで理解してもいた。自身の人生を生きることについて考えることを放棄し、無責任だったのは自分の方だったのだと思う。

今守りたいのは自分自身の安全や安心や楽しみだけではない。かけがえのない友人や限りある時間を共にすることができる家族、自分の居場所である小さな社会、ひいては自分の生まれた国、世界。手を伸ばしても一人じゃ守りきれやしないが、今まで当たり前のように与えられてきた全てが自分にとって守りたいものだったのだと思う。
名前も知らない、顔もまともに見たことのない人が、回り回って自分の暮らしを支えてくれていることも、こんな毎日になって痛いほど感じる。ぜんぶ、ぜんぶが一人一人の当たり前を取り戻し、守らなくては実現しなかったことだったのだ。

不満や批判や八つ当たりや、嘆きや苦悩や絶望や、色々あると思う。無駄かもしれない。これが正しいなんて思っていないし、送った意見が全く思いもしない誰かの負担になっていることもあるのかもしれない。
でも今は、今の政治に思うことがあるという意思を示したいから、私は送ります。

首相官邸HP
煙草

煙草

物流部の部長のデスクに3箱積まれてた。明らかに喫煙量が増えていらっしゃるようで。

このご時世、肩身の狭かった喫煙者は更に重篤な肺炎リスクを負うことになるということで、もはや強制的に煙草断ちさせられそうな局面なんじゃないのかな。すごく好きなんだけどな、モチーフとしての煙草。

不健康不摂生のしるしとしての煙草が好き。かっこいい人の、デキる男の弱さや歪さややりきれなさの捌け口としての暗喩としての喫煙癖が堪らない。不機嫌に煙を吐き出したあとの不味そうな顔。ちっともおいしくないと思っているくせにやめられもしないのは、煙草の味ではなく煙草に汚される自虐を好んでいるから。そういうの好き。大好きなの。

ああ、でもこんな夢見がちなこと言っていられるのも平和な時だけなんだよな。喫煙具を見て、悪癖を見て、そっと妄想転換して楽しめるのなんて、発想と発言の自由があってこそ。今みたいな社会で、煙草カッコイイ!なんて喫煙擁護発言をしたら、感染症を抑え込もうとする努力を無にする反社会的発言と非難されかねない。

ああ、すごくすごく場違いで能天気なこと言わせて。デスクに無造作に積まれた煙草の空箱。目の下に酷い隈を作って普段の10倍鋭い眼光、ねえちょっとあなた死神みたいな顔してんだけど大丈夫?とか同僚のハンジさんに言われちゃうDr.アッカーマン、私はすきよ。

あぁ、それでも

一日が終わろうとするとき、こうして食糧を消費し今日も生き延びる価値が自分にはあるのかとふと考えてしまう。生きるためのコスト。自分1人を生かすために費やされた資源、対価、時間、誰かの苦労。
食って生きるに値する人間か。

切ないな、自分が生きていることを勿体ないのではないかとすら考えてしまうなんて。
もう今日は新たなニュースを見るのは止めよう。
この

この

不安と焦りと絶望と重い疲労と、それでもなお続く行く末が果たして地獄なのかそうでないのか、そんなことも未だ分からぬままにひと月半が過ぎた。そこかしこで点滅しているハザードランプが目に浮かぶようなのに、まだ何も変わらないのか。どこかで少しずつでも変わりつつあるのか。
そして敢えて言う。為政者のあの動画には怒りを禁じ得なかった。なぜ、どうして。よくも。
StayHomeの陰鬱やフラストレーションを少しでも明るくしたいという動きは良いと思う。しかしそれは、その裏に隠した多くの負のメッセージを押さえ込んだある種の麻酔であり時間稼ぎ。為政者が本質を解決しなくては時間を稼いだところで手遅れだ。社会の死だ。

愛した作品を通じて、地を這いずってでも生き延び、闘うために生き続けなくてはならない姿を何度もなぞってきた。死ぬことさえ許されない、放棄する選択肢すら与えられない定めの虜を。
フィクションをこよなく愛し、虚構にすらリアリティを感じてきた脳みそだからこそ、リアルの危機感はより一層強く感じる。
これはノン・フィクションなのだ。自分事なのだ。
なあ、人間。国民。驕るな、隠すな、我慢を知れ、感謝をしろ、我が身を省みろ、足を引っ張るな。
為政者、私利私欲と自己防衛を捨て国民のために甲板に出て舵をとれ。何を守りたいのか知らないが、船が沈めばあなたとても生き残れないのだ。

言いたいことは沢山ある。それでもただ今は耐えて、自分にできることを。
実は

実は

6年前からやりたかった。
今なら大目に見てもらえるんじゃないかなと思って、まあ、少しずつ。

元々メイクしたり髪いじりしたりするの好きだもんね。V系メイクとかよくやった。高校時代、鏡の前で何時間も眉毛と格闘したりすることもあったなあ。
元々夢女子?系じゃないから、好きなキャラとか推しとどうこうなりたいとは思わず『好き=憧れ=なりたい=外見も全て捧げる』みたいな思考に落ち着くんだと思う。本気の恋愛対象ができない代わりに本気で同化したい対象ができる。難儀なもんですね。

そういえば、すごく好きなブランドの新作が、すごくアーティストリヴァイさんに似合いそうなやば服だった。着てほしい。というか私、あの人のファッションスタイルで日常を生きたい。…いやまあ、割と生きてるけど。

買いに行けたらいいな。いつになるかわからないけど。
ああもう、

ああもう、

無理だよ、働けない。仕事なんか行けない。行きたくない。

…と思いながらもいつもの時間に起床し淡々と身支度をして出勤している。もう何だか生きるのもめんどくさいや、なんて思っていたくせに、今日も何一つ狂いのない歯車として生きている。
気分をどう上げればいいかくらい知ってるんだ。お気に入りのリヴァイのフレグランスを気持ち多めにかけて、好きなメイクをして好みの服を着て出勤するだけでだいぶマシになる。自分にとって「香り」は特に大切なもので、それはイメージだし空気だし世界観だから。包まれているだけで自分の周りは違う空間だって錯覚することができる。一種のバリア?強化バフなのかも。香りの自由を与えられて(黙認だろうけど)いるだけ、優遇された歯車なのだと思うしかないだろうな。

ボーナス無しになったよと言われて、せめてお気に入りの服でも買って気持ちを慰めようかという考えも木っ端微塵に吹き飛んだとこだけど、せっかく教えて頂いたからささやかな誕生日プレゼントを買うことにした。自分に。聞いて驚け。すらいむきゅうす。違う、きゅうスライム
これくらいの贅沢はいいよね。ちびっこと一緒に眺めて笑おう。それだけでじゅうぶん。
「発売日」のための「予約」って、すごいな。これだけは頼りにできる目標だし楽しみなんじゃない?あらゆる予定が立てられない、中止になっていく中で、発売日くらいは待ち遠しく思ってもいいかな。少しくらい延期になっても誕生日には間に合うし、さ。

そんなことを思いながら、今日は英雄の香りに身を包んで歯を食いしばる。まだ生きねば。
緊急事態

緊急事態

宣言が発令された。
我が県は対象自治体では無いけれど、会社での感染対策規制はより厳しくなると上層部から通達。

そして。
来たよ。
昇給、ボーナス全面カット。

このタイミングでか。笑うしかない。これとて相当な緊急事態だ。ボーナス払いで思い切った新調したPCどうしてくれよう。

夢を、夢をな、見せてくれよ…
人との距離を

人との距離を

詰めてはダメと言われている。職場でも仕事、食事、みんな場所を開けてぽつんとするようになった。車で出かけるときも同乗者を乗せずになるべく1人で。人と会う時は密室を避けなるべく屋外で2m以上離れて。

なんだろう、すごい。愛しているのに触れてはいけない、シザーハンズみたい。愛しているから近づいてはダメって。今は人に近づかないをみんなが徹底することが生き残る術だということだけど、事態が長期化して人同士の接触を禁じることをずっと続けたら、誰にも触れられない、愛も育めない、結局種族が滅びることになるね。

ちびっこに触る前にも手指消毒するなど、してみた。これが潔癖症か。人類皆潔癖の道を想像したら、だいぶ怖くなった。
人に会って近づいて話して触れて。当たり前にできるように、なるといいな。距離がわからなくなってしまう前にさ。

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