どうにかなりそうなんだ。
人がいる空間が厭だ。寂しいなどとは欠片も思わない。話しかけないでくれ。そうっとしておいてほしい。何もほしくない。どこにも行きたくない。ただ眠っていたい。
そういうことも、あるのだろう。人間関係がノイズにしか思えないようなときも、あるのだろう。ただ生きているだけ。望むものがよくわからない。心からのものでない社会的な微笑みを浮かべて、優良な歯車としての義務を果たす。得られる評価が私の値打ち。
ああ、少しでいいから仕事から、責任から、窒息めいた苦しさから離れたい…違うな、投げ出してしまいたい、ちょっとだけ。今だけ。
おとなになれないな。優しくも献身的にも、なれないままだな。
明日はゆっくり眠ろう。
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