コード・ブルーの未知さんを演じていた方が患者役をするにあたり、病状が進んだシーンでは喋り方も弱く、ゆっくりに。減量もして…というようなことを話されていた。やっぱりそういう努力をするんだなあと思い、嬉しかった。
医療ドラマエレリのときもリヴァイさんは病気を隠している、ということをずっと念頭に置いていたので、表情にもどこか後ろ暗さのようなものを匂わせるようにしていた、つもり。入院のシーン撮影のときはとりわけ自分も減量してやつれているように見せるのに必死だった。その反動で撮影当日はフラッフラで、撮影合間にホイップクリーム直食いして栄養補給しつつ何とか乗り切れたってザマだったんだけどね(笑)
そんな風に、自分が演じる人としてレンズを通した別なリアルで確かに生きること。それが私にとってかけがえのない喜びなのかもしれない。