振り向けば、嗤うまりか。

できました

風邪本vol.3。
自分のリハビリと癒し用でもあったけど、まあちゃんと本が作れることがわかってあんしんだ。

つかれすぎて

何もかも手放してしまって構わないように思えることもあるけど、そういう時だからこそ何もかもを決して手放してはいけないのだと思う。

喪うのは一瞬。
見えていても手を伸ばせなくなる。すぐ側にあるのに触れられなくなる。

いまはまるで持ち堪えられそうになくても、手を離してはだめ。
決して、だめ。

ひとの

心に刺さるような言葉を吐き出せない。
誤解ばかり生んで、蟠りばかり残して。

本心は不器用に遠回りして、それでも本心のままに伝えているはずなのに、遠回りの分だけ全くの他人のように成り果てて伝わるようだ。

霧の中みたいな誤解が解けない。
気持ちは今日も伝わらない。

色々な体調がイマイチなんですけどこれは体調が悪いんではなくてただの肉体の老朽化では…？？？と思うなどする。いやでも調子悪いんだって、何とかして…。出かける予定も嬉しいし楽しみではあるんだけどその後に地獄の絶不調が襲ってくるから、代償があまりきついと積極的にどこそこ行きたい欲が薄れていく…まずい。つうかつかれた。今日もつかれている。(老朽化)

進撃をファンタジーとして(剣で平和と未来と希望を勝ち取る世界として)見られなくなってからもうずいぶん経つけれど、今の進撃の世界にまだ緑は存在しているのかな。色としての緑ではなくて、世界に存在する色としての緑…。今はひたすら茶褐色、黄土色、砂漠色、赤土と火山岩と岩肌の色…のように思えている。まだ先にこれから見えるものが、あるのかな。

TLでは絶対に言えないこと、ブログだからよく言わせてもらってるけど、これも内緒の話…私はエレンの長髪が嫌いだ。負傷兵姿も、髭も、同人界でもてはやされるたびそっとエレンの髪が早く短くなりますように、って願ってた。ごめんな、でも19歳になっても、すべてが片付いたら色々な記憶の混じった象徴のような長髪ではなくて、かつての彼のような短髪に戻ってほしいなと思う。

全然話は変わるけど蜷川監督の人間失格を観た。自分にしては珍しく、殆ど感想の言えない鑑賞となった。自分の中でいかに痴情が、情交が、男女の躰の愛し合いが、所謂官能と言われる部類の表現が、禁忌の領域であるかを思い知った。娯楽であっても消えないものなのか、過去の記憶の染みというものは。

次出会う作品に期待しよう。
そして風邪をくれ