白衣のポケットに煙草の箱が入っているのがうっすら透けて見える、その感じがとても好き。そんなところに入れちゃって。どうせまたあの窮屈な喫煙所でその紙筒を咥えるんでしょ。ちょっとだけ緩んだような思いつめたような顔をして。
なぁんて、自社のバツイチさんのポケットを眺めながら思う。山吹色の箱。何の銘柄だろう。飲み会で吸っていたアイコス、もっと凝視してやればよかった。どうせ酔ってなんかいなかったのだ。バツイチさんの一人キャンプを見守りたいし(大変高価で機能的なエプロンを買ったらしい、キャンプのためだけに)バツイチさんが飼っているというでっかいトカゲになってみたい。楽しそうだなあ、独身男子。いや、バツイチ男子。
なんで女に生まれちゃったかなあ、ケッ
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