振り向けば、嗤うまりか。

進撃に、リヴァイに、短いレイヤー半生を持っていかれました。悔い無き選択だった。原作はさいごまで見届ける覚悟ですが、捏造パロディ色々好きなだけやらかしつつ愛を燃やし尽くしたいと思います。たまに溺愛しているちびエレリ出没。
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進撃に、リヴァイに、短いレイヤー半生を持っていかれました。悔い無き選択だった。原作はさいごまで見届ける覚悟ですが、捏造パロディ色々好きなだけやらかしつつ愛を燃やし尽くしたいと思います。たまに溺愛しているちびエレリ出没。
生かされて

生かされて

いるなあと思う。頂く感想に。メッセージに。

頂いた感想にお返事をするべきではないのかもしれない。むしろ送信してくださっている方を困惑させているかもしれない。でも、一生のうちに何度かしか作らないであろう自分の作ったものを通して心を通わせていただいた、その稀有なチャンスに少しでもお話をしたいのだ。気持ちを知ってもらいたいのだというエゴかもしれない。申し訳ない。

最近あまりに自信を喪失する出来事が多い。自分たちの作品があたかも素材集であったかのように、題材、趣向、画面構成を転用された写真を目にすること。初めは思い上がりだ気のせいだと思おうとした。疑心は暗鬼を生ずる。思い込めばそうでないものまでそう見えることもある。それでももう無理だ。確信に至るものを見てしまった。
正直つらいし苦しい。私たちの作品は見栄えや美しさ、万人受けを取り繕おうとしていない。当然、高く評価されるのは私たちのモチーフを利用してうつくしい作品作りをされた方々になる。受け取るメッセージはこうだ。『お前たちの器量・技量はこの表現に値しない。よりふさわしい者がリメイクしてあるべき姿を見せてやる』と。

作品を公開せずにはいられない。誰かの印象に残り、それが何かのインスピレーションを生むのならばそれも意味があったことになるだろう。けれども、背景、思い、におい、温度、その人の気配までも考えて作った世界を、うわべだけ掬い取るのはどうかやめてほしい。お願いだ。私たちは素人だ、ただ好きなことをやっているだけの、でたらめで自己流の表現者だ。模倣されるべき手本ではない。ただ作品を通して何かを訴えたいだけで、素材を提供したいわけではない。

そのように考え、悩み、いっそSNSをやめるかとまで考える中、私たちの作品そのものから受け取った感覚を、言葉にして返して頂けることがどんなにありがたいか。素材扱いではなく、一つの完成した作品として感じて理解しようとしてくださることにどれほど救われるか。言葉になど、とてもできない。

正直なところ、このタイミングで写真集を作ったのは叫びだったのかもしれない。自分のやりたいことを、愛するものを、情熱を、共有してくださる方に飢えていたのかもしれない。

人は理解されたいと願う生き物だ。
表面だけを記号化し、情報化され、利用されたいなどと願うはずが、ない。
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