自分への怒り、不満があって、そこから自分を壊していく必要があるのだ、と生前の樹木希林さんがNHKのドキュメンタリーで語っていた。
演じられなくなる時、それは決まって不安や恐れで自分自身を守ろうとする、自己防衛の感情が働く時だ。もうはるか昔になってしまったけれど、リヴァイができないと人前でみっともなく泣いたとき、あの時もそうだった。自分は今こんなに私生活で追い詰められているのになぜさらに攻撃するの、と泣いて本質を見失っていた。自己防衛心は人の眼を曇らせる。
金はない立場はない、信用も確信も根拠も安定もない。そんな現実でどうやって強くなれるんだよって、思うよ、そりゃあ。でも、絶望的だからこそそんな自分への怒りを持ち不満を持ち、歯を食いしばって焦がれるものになろうとすればいいんじゃないか。
しかしなあ、久しぶりだ。あまりに工面に困って臓器売りたいとか思ったの(笑)
もうさ、できることなら自分の人生切り売りしてもいいから、もう少しだけ、足掻ける余裕をください。長くなくていい。後悔無く生きたいんだ。
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