振り向けば、嗤うまりか。

進撃に、リヴァイに、短いレイヤー半生を持っていかれました。悔い無き選択だった。原作はさいごまで見届ける覚悟ですが、捏造パロディ色々好きなだけやらかしつつ愛を燃やし尽くしたいと思います。たまに溺愛しているちびエレリ出没。
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進撃に、リヴァイに、短いレイヤー半生を持っていかれました。悔い無き選択だった。原作はさいごまで見届ける覚悟ですが、捏造パロディ色々好きなだけやらかしつつ愛を燃やし尽くしたいと思います。たまに溺愛しているちびエレリ出没。
羽について

羽について

エレンと兵長。白と黒。撮影前にどちらがどちらの羽にするか、少し話しました。兵長が黒だろう、ということで意見が一致したのもとても幸せなことで。もちろん兵長が堕天使だということではなくて。かつて白く輝きを放っていたであろう翼は、血と、死と、絶望と、怒り、哀しみ、悔恨、無念、期待、羨望、嫉妬…生き残り続けることにより染み込んだ多くの想いたち、魂たちの残滓によって黒く染まり、誰よりも速く飛ぶその人の翼は酷く重く、やがて空から落ちるのではないかというほどに小さな背に伸し掛かるものとなっていった。

エレンは、 その翼を 落としたい と思った。その苦しみから その人を 解き放ちたいと 思った。
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