のも時間の問題か?と最も客観的に見続けてくれてきたであろう第三者に言われ、肝の冷える思いがしたのは事実。自分でもこのままでいたらいずれそうなりかねないと思っていたからね。
おかしな話だけれども進撃は好き、でも最近の進撃を好きな人達が理解できない、という状況がずっと続いている。原作にリヴァイが登場しないこともあり、同人界のリヴァイがどんどん自分の中に流入していく。
元々自分が心を揺らされたのはリヴァイ兵士長そのひとで、そのルーツは巨大樹の森の女型の巨人戦に遡る。皆殺しにされた部下を見ながらのあの瞬き(アニメオリジナル)、陰のある強さに惹かれた。そして「異常者」の発言。ニファを撃たれ牙を剥くような形相で吠えた「ケニー!!!」の叫び、獣の巨人をして「化け物」と言わしめた修羅のように血塗れた姿。
全く推敲もせずにただつらつらと思っただけでも浮かぶのはそういう姿たち。セクシー担当でも淫乱でも聖母でも幼子でもない。ずっと追いかけてきたはずが、あまりに遠く離れた場所へ来てしまったことに震える。
ごめんなさい、あなたの留守中にあなたの幻ばかりを見ていた。本当にごめんなさい。気がついてみたらそう思うばかりだった。
見たいものというか見ていて幸福になるものは二次創作としてあっていいものだし需要もある。かくいう自分もハッピーエンド支持者なのだ。けど。でも。
本質を見失いたくない。
多勢の支持するリヴァイ像をその通りだと認めたくない。自分の眼に見えたリヴァイを、私は。
そう思うからここで離れたくはないのです。
だから二足の草鞋を履くよ。互いを牽制するために。